2007年04月26日

適量の趣

 今朝、自転車を飛ばしていると、脇から「先に行くね」という若い男性の声が聞こえた。僕の近くを歩いていた女性に向かっての発言。男性は駅に向かって、僕より速く走っていく。

 男の背中に違和感があった。新品のカバンに新品の靴、そして新品の背広の襟が立っている。「遅刻しそう」「新品で身を包む」「襟立て」…いかにも新人って姿に、ちょっとワクワクした。

 新人臭をさらに際立たせるなら、何を加えればいいだろう。寝癖が付いていれば、ワクワク度はかなり増す。食パンをくわえるのもいいが、少しやりすぎだ。

 そこまでいくなら、もっとコテコテを目指すべき。食パンをくわえた状態で曲がり角にいる女子高生とぶつかる。で、女子高生にマジ切れされて、しゅんとなる。しかも、ぶつかった拍子に女子高生と人格が入れ替わっており、自分自身に女言葉で責められる。そしたら、僕はほほえましく笑ってあげげられる。

 究極を求めると非科学的な課題に立ち向かわなければならなくなるので、やはり新人臭は適量を目指すのがよろしいかと思います。
posted by 古田雄介 at 16:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 雑文、他 | 更新情報をチェックする
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